先日、用事があり羽田空港第1に行った。空港での用事を終えた後、同行していた職員の方と「お昼ごはんはどうしましょうか?」という話になり、たまたますぐそばにあった「銀座ライオン」に行くことにした。銀座ライオンといえば、銀座や新宿でよく見かける店だ。一度行ってみたいと思いつつ、「ビアレストラン」という名前がついていることもあり、「アルコールを飲まないなら行く機会はないかもしれない」と感じ、これまで足が向かなかった。
入口のテントに飾られた料理のディスプレイを見ると、肉料理やパスタ、グラタンなど、どれも美味しそうだった。大人も子どもも惹かれる、大人のファミレスといった雰囲気だ。
注文したのは、この日の日替わりランチ(1250円)。目玉焼きハンバーグにエビとポテト、そしてサラダが付いてきた。ただ、ご飯はランチには含まれていなかったのが少し残念だった。最近では、日本のファミレスでもタブレットで注文し、水はセルフサービスというスタイルが主流になっているが、このお店ではスタッフが直接テーブルまで来て注文を取ってくれるうえ、水も運んできてくれる。空港という外国人客の多い立地を考慮し、タブレット注文だと操作に戸惑う人もいるため、スタッフによるサービスを充実させ、日本的なおもてなしを重視しているのだろう。
食事中は、この日の用事の話や鉄道趣味の話題で盛り上がった。普段会わない方と久しぶりに会い、共通の話題があると、時間が経つのがあっという間だ。話が弾む中、スタッフがランチセットを運んできてくれた。
ハンバーグの質感は、びっくりドンキーやステーキのドンには及ばないものの、楽しい会話が続いていたこともあり、美味しくいただくことができた。こういうハンバーグも悪くないものだ。本来であれば、ビールを片手に鼻の下にビールの泡をつけながら肉料理を楽しみたいところだが、ランチタイムということもあり、そういった「羽目を外す」行為は周りの目もあって控えた。
1時間にわたるランチはあっという間に終わったが、今回のレストランでの体験やスタッフのサービスについては、楽しい思い出として心に残したいと思う。次回は華金にでも、新宿にある銀座ライオンを訪れてみたい。
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